翌日会社で徹に報告をした

「専務…この結婚もう少し待って頂け
ないでしょうか⁇」

「どうしてだ⁇
子どもも出来たのに…」

「私に免じてもう少し待って下さい」

「わかった…」

徹とは瞳が居なくなってから仕事だけの
関係になった
以前の徹なら俺を止めてくれたりもした
だけど今回は瞳を守れなかった…
いや守らなかったからさすがに
匙を投げられた

俺が何しようと何も言わなくなった
本当に専務と秘書の関係だ…

しかし結婚の話をすると顔が変わった
久しぶりに徹が止めてくれた
だから信じて待ってみよう