俺は瞳を探した

もしかして…

庭に行ってみた

やはり瞳がいた

「瞳…」

「洸さん…」

瞳はいつもの笑顔だった
でも切なく見えた

俺は瞳を抱きしめて

「ごめん…瞳…」

男泣きをしてしまった

「洸さん…泣いてるんですか⁇
どうして泣いてるんですか⁇
笑って下さい
笑ってる洸さんが大好きです」

「瞳…」

身体を離し

「俺も笑ってる瞳が大好きだ
だからいつも側で笑っていてくれ
約束だよ」

「はい!笑います
約束をします
洸さんも笑って下さい
約束ですよ」

「うん…約束」

それから久しぶりに二人で花を見ながら
笑って話をした
そしてこの笑顔を守らないと…