それ程皆に関心のない事柄なようで、町の人たちとの温度差を感じた。
ロウに特に報告出来ることは無かったけれど、フランツ夫人の方からは定期的に連絡を入れているようだった。
お茶会は王宮内でも場所を変え新しいもの好きの貴婦人が楽しめるようにして来たけれど、四回目の今日は、初回と同じ薔薇の庭園で開催した。
エルマとユリアーネとはなるべく関わりたくないけれど、無視する訳にはいかないので、毎回待状を送っている。
けれどあれ以来ふたりがやって来ることはなかった。
だから今回も不参加だと思っていたのに、私が薔薇の庭園に行くと、一番上座の席に着飾ったユリアーネが座っていた。
内心驚きながらもいつも通り、和やかに歓談する。
話題は毎回違いあまり興味が湧かない、どこかの貴族の男性が浮気をしたとかのスキャンダルが殆どなのだけれど、今日の皆の関心事は私にとっても無関係ではない話だった。
「ランセル殿下の婚約者が、そろそろ決定するそうですね」
お茶会初回から全て参加している伯爵夫人が切りだす。
私が驚いている内に驚く速さで会話は進んで行く。
「ええ。夫も申しておりました。ランセル殿下は正式に王太子となり二年が経ちますし、いい加減王太子妃不在はまずいだろうと」
「もう候補は決まっているのですか?」
その言葉で皆の視線が始めに発言をした伯爵夫人に集まる。彼女は頷き、なぜかユリアーネに視線を向けた。
ロウに特に報告出来ることは無かったけれど、フランツ夫人の方からは定期的に連絡を入れているようだった。
お茶会は王宮内でも場所を変え新しいもの好きの貴婦人が楽しめるようにして来たけれど、四回目の今日は、初回と同じ薔薇の庭園で開催した。
エルマとユリアーネとはなるべく関わりたくないけれど、無視する訳にはいかないので、毎回待状を送っている。
けれどあれ以来ふたりがやって来ることはなかった。
だから今回も不参加だと思っていたのに、私が薔薇の庭園に行くと、一番上座の席に着飾ったユリアーネが座っていた。
内心驚きながらもいつも通り、和やかに歓談する。
話題は毎回違いあまり興味が湧かない、どこかの貴族の男性が浮気をしたとかのスキャンダルが殆どなのだけれど、今日の皆の関心事は私にとっても無関係ではない話だった。
「ランセル殿下の婚約者が、そろそろ決定するそうですね」
お茶会初回から全て参加している伯爵夫人が切りだす。
私が驚いている内に驚く速さで会話は進んで行く。
「ええ。夫も申しておりました。ランセル殿下は正式に王太子となり二年が経ちますし、いい加減王太子妃不在はまずいだろうと」
「もう候補は決まっているのですか?」
その言葉で皆の視線が始めに発言をした伯爵夫人に集まる。彼女は頷き、なぜかユリアーネに視線を向けた。


