「玉井さんは、あんまり変わらないね」



葛城くんは私の姿を見て、フッと笑った。



「それっていい意味?悪い意味?」



ムッとして私は20センチ以上高いであろう背の高い彼を睨んだ。



「どちらも」



学生時代は話したことないはずなのに。


なんでこの人はそんなフレンドリーに接してくるのだろうか。


友達の友達は友達って考えの人なのかな。


少し疑問に思いながらも、私と葛城くんは新郎新婦を囲んで4人で記念写真を撮った。