「……ありがとう」 そして、そのドリンクを片手に私は部屋の時計を見た。 5時。 あれ、今日って平日だよね? 「葛城くん、仕事は?」 「ん?俺別に今日予定なかったし、半休にしてもらった」 「え、そんな悪いよ!」 「でも、もう休んじゃったし」 「そりゃそうだけど……」