『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜


私は手を振って先生のアパートから出た


先生は照れくさそうに私を見てた




先生、菫って呼んでくれた?



聞き間違えかな?



聞こえるか聞こえないかぐらいの声だった




先生、大好き…



夏休み最後のキスも
タバコの味だった




私はタバコの香りをまとって
夕暮れの夏を歩いた