「ハアッ うっ…ハアッ ハアッ ハアッ ハアッ…」 「サナ、落ち着いて、深呼吸して」 そう言いながら過呼吸になりかける私をロイ君は背中をさすってくれる。 私は不安に押しつぶされそうでロイ君に必死にしがみつく。 思い出すだけでこんなんになるんだから孤児院で生活していた頃の私の心はよっぽど悲鳴をあげていたのだろう。 「ハアッ…フッ フッ」 「そうそう落ち着いて 大丈夫。俺もいるしみんなもいる。 みんなサナを大切に思ってるよ」