私を救ってくれた君に


「とりあえずこっち来て
俺が絶対守るから!」

胸がキュンとなる。

(なんだろう)

私がまだ胸がキュンとなる意味もしらないのだ。

(いや、そんなこと考えてるヒマないから)

自分に言い聞かせる。

ロイ君の隣りに立って避難しようとしたときだった。

背中に鈍い痛みがはしった。

「あっっっ」

蹴り飛ばされたときずき来たる痛みに備えてギュッと目をつぶった。

でもいつまでたってもその痛みは来なくて代わりに来たのはフワッと抱き締められる感覚だった。