朝休み 【5/10】青葉台西高校

日和『汐路日和、本日もあえなく惨敗致しました…。』

心愛『ひよりん、一生話しかけられなさそ~』

理沙『それなー』

陸奥『心愛、理沙。そういうこと言わないの…後がめんどうでしょ。』

日和『さくちゃんが1番ひどいよぉ…』

理沙『だって、もう1年経つんだよ?ひよりんがその……何だっけ…?』

心愛『同じバスの男の子!』

理沙『そうそう!そのバスの人と話してみたい!って言ってから。』

心愛『年を跨ぎましたなぁ〜』

日和『わ、私だって!今日は声かけよう!今日は話しかけよう!って思ってるんだよ…』

陸奥『じゃあ話しかければいいのに。』

日和『それが出来たら苦労しないよ…』

心愛『ひよりんの意気地無し〜!』

日和『むぅ〜、心愛ちゃんはいいよね!彼氏いるもん!…付き合って何年だっけ?』

心愛『3年目に突入しようとしていまーす』

理沙『意外だよね〜ここが長続きするなんて』

心愛『んー?それは心外だなぁ』

陸奥『相手が凄いんでしょ』

心愛『ふふ!颯君は私の事何でも知ってるもん!』

日和『う、羨ましい…』

理沙『確かそのバスの人も西高なんでしょ?』

※西高=青葉台西高校

日和『うん!西高の制服着てた!』

陸奥『同じ学年?』

日和『それは分かんない…』

心愛『ひよりんそこ重要だよ〜?』

理沙『でもさ!同じ高校なら図書室でばったり…!とかあるかもよ?』

日和『あ、あるかな!?』

陸奥『そんなベタな…』

理沙『意外とベタなんだよ!恋愛って!』

陸奥『何を根拠に…』

日和『でもあるかもしれない!私、明日から毎日図書室通うよ!』

心愛『おぉ〜!ひよりんよく言った〜!』


『おーい、HR始めんぞ〜お前ら席付け〜』