そうして行き着いた先はやっぱり屋上な訳で。 理苑は心の底から大きな溜め息をついた。 「あの、なんで私ここに連れてこられたんですか?」 「あ、ごめんね。うちのお姫様が君の事を 気に入ったみたいだから。」 「は?お姫様?」 「うん、君の隣の席にいる市原眞衣ちゃんという名前の女の子。」 「あぁ、あの黒髪の。」 「そう。清瀧って知ってる?」 「知ってますけど。」 「俺たちは清瀧の幹部で眞衣ちゃんは総長の彼女だから狙われやすくてね。」 「はぁ。」