そういえば…


少し前に、私の実家は家事になるところだった。

暇だからそんな話を書いてみよう。

何日か実家に帰っていたある日の夕方。
私の両親は仕事で、家には私とばあちゃん、そして息子しかいなかったわけですが。

5時すぎかな、私は夕飯の支度のため台所にいた。
新タマネギのまるごとオニオンスープを作っていたところ、知らないオッサンが玄関に。(実家は田舎なもんで玄関も何もかも開けっ放し・笑)

どうやら河川工事のオッサンらしい。

「お宅の裏火事じゃねぇか?」

なんて言いやがる。
なに言ってんの、このオッサン?

なんて思いながら私とばあちゃんは庭に出て家を振り返った。

「あ、煙」

(ちなみに実家の裏は竹林&山である)

私たちはもう一軒ある少し奥の家(なにげに親戚)の方へ細道をはいると。

燃えてるじゃん!めっさ山燃えてますやん!!

どうやら奥の家の畑が山裾にあって、そこから竹林に火が移ったみたいだ。

「あんたの畑燃えとるよ!」

ばあちゃんは裏のおじさんを呼び出せば、おじさんも最初は。

「な~に言っとるだ、んなわけ……なんだありゃ?!」