無事に乗り越えた





思ってたより陽葵の……デカかったな






……俺のバカ!!












陽葵「ふぅ。あ、いけね塾の宿……。」
は、ない だって陽葵だから





俺は予習して寝ることにした







寝るのも静かだな





いつもなら妹と弟2人、川の字で寝てるのに





今日はベットで1人……




陽葵に電話しようか……

ブ──ブ──ブ──




陽葵「ああああああああ!……もしもし?」

雄太「驚いた?」




陽葵「少しな。」



雄太「絶対叫んでた……あ、雄太の塾の宿題やっといたし!」



陽葵「おお、センキュー。」




雄太「1人寂しいやろ?」



陽葵「いや、そんな。」



雄太「そんな家やねん。ゴメンな。明日には戻ってるはずやしな。」




陽葵「う、うん。」




雄太「おやすみ、それだけ。」




陽葵「お、おやすみ。」





マシで電話くるとは思ってなかった



焦る焦る