《智くん、まだ会社?》 お母様と有楽町の駅で別れて 私はすぐに 智くんにLINEを送った。 《うん。おふくろの話しは 終わった?》 智くんから すぐに返信がくる。 《今、別れて 有楽町の駅》 《オッケー。すぐ行くね》 智くんは 10分ちょっとで来てくれた。 「麻有ちゃん、泣いたでしょう」 私をひと目見て、智くんは言う。 「お母様のお話しが 優しくて、うれしくて。私、幸せ過ぎるわ。」 「俺も、ちょっと話しがあるんだ。ご飯行こう。」 私達は、銀座の洋食屋で向き合う。