保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。


本人の口から語られる『本当の話』に、緊張でドキドキしてる自分がいる。

「だからお願い。絶対悪いようにはしないから。郁田さんのことだってちゃんと気持ちよく────」

夏目くんの細い指が私の頬を撫でた瞬間、

「お前ほんとだるいっ」

「気がつかなかったのが悪いだろ〜!」


っ?!

更衣室の外から何やら人の話し声がした。
足音がどんどんここに近づいてくる。

嘘、人が来る?!

こんなところ見られたら絶対また変な勘違いされちゃうよ!!

どうしよう!!

「こっち」

「……へっ、」

突然、夏目くんが私の手をつかんだかと思えば、彼は更衣室の中に設置されたシャワー室の中に入っていった。

シャッ

シャワー室のカーテンが閉められたと同時に、「どこだよ、俺のスマホ〜」なんて声が更衣室に響いた。