保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。


「……私も、」

そんなことを世界で一番可愛い顔でそう言うんだから。

「……俺の負けだ」

フッと溢れた笑みのまま、ゆっくりと彼女の唇にキスを落とせば。

「──っん、」

漏れた甘い声がさらに俺を飲み込む。

「……もっと長いのしていい?」

唇を離して、鼻先が触れる距離でそう聞けば、頬を紅く染めた彼女が、コクンと小さく頷いて。

俺の理性がどんどん遠のいていく。

もっともっと。
本当は、いつも思っていたよ。

今まで触れていなかった分。

彼女の髪に手を添えながら、何度も何度も角度を変えて。

乱れる呼吸の音も、触れられてビクッと反応する身体も全部。

愛おしくてたまらない。

どっちの体温かわからない熱さが、俺たちを支配して。