保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。


「夏目くんはもう私に触りたくない?」

「……死ぬほど触りたい、です」

「だったら」

「止められる自信がありません」

「いいよ、止めなくて」

「……っ、郁田さんはなにもわかってないんだよ。俺が郁田さんとどういうことしたいと思ってるのか、もう言葉にできるものじゃないね、エグいよ、けど止められなくなるんだよ、危ない。全然ダメ───」

「教えてよ、その、危ないこと。夏目くんとなら全部いいって思ってるよ、私」

郁田さんが俺を甘やかす。
あんなに頑なに俺のことを敵視していたのに。

指の隙間から彼女を見れば。

大胆なことを言うようになったけど、その顔は恥ずかしさでいっぱいって顔で。

俺をめちゃくちゃ煽る。

俺のために、頑張んないでよ。
いや、ごめん、今から頑張ってもらうことになっちゃうかも。

愛おしくてしょうがない。

「……俺、郁田さんと、キスしたい」

その先だって。
これから先、全部、キミとがいい。