保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。


「……私のこと好きなら、してよ」

俺だってしたいよって気持ちと。

そのことで彼女をずっと悩ませていたのかと思うと、ものすごく情けなくて。

でも……。

「ここ、学校だし……」

この期に及んでもまだ、そんな言い訳を言うことに必死で。

壊したくないんだよ、郁田さんのこと。
その純白で綺麗なものを。

もっともっと大切に────。

「月子先輩とは、学校でもしてたのに。キス以上のことも」

っ?!

驚いて顔を上げれば、さらに郁田さんは耳まで真っ赤で。

大好きな人に。
守ると決めた人に。
何言わせてるんだ。

カッコ付けて大事にするとか言って。
余裕なふりをしていたけど。

全然できていなくて。

挙句、こんな風に郁田さんを悲しませて。

ダサすぎる。