保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。


わかってる。
ちゃんと話した方がいいって言うのも、意地張ってないでって言うのも。

けど、夏目くんを好きになったら痛い目見るってのも自分でわかってたことなんだ。

それなのに好きになってしまった自分の責任でもある。

こうでもしないと私は夏目くんを忘れられない気がするし。

それに……。

「え〜!またー?」

「そうそう。天井先輩のマンションの隣に住んでる人が、夏目くんが先輩のマンションに入って行くところ見たんだって!」

ふーーーーーん。

あの噂が出てからずっと、夏目くんと天井先輩の目撃証言や噂話は止まるどころかむしろどんどんヒートアップしていて。

確実に、付き合ってるんじゃんって。

どっからどう見てもふたりは両思い、めでたしめでたしってわけだ。

前は身体だけの関係だったからコソコソしていたのかもしれないけど。

今はもう堂々と歩けるって、そうアピールされてるみたいでムカつくし。

ほんと最悪。