はぁ、ほんと……。
夏目くんってば……。
なんでここまでしてくれるの。
昨日、ネックレスをもらったばかりだし。
こんなの……浮かれないようにと思っても嬉しくなってしまう。
それと同時に、申し訳ないって感情も湧き起こって。
みんなの前だから、あんな風に私のことを助けたんだとしても。
自己犠牲が半端ないでしょ。
心の中でぶつぶつといろんなことを思いながらシャツを着れば、サイズはぴったりで。
すぐに個室から出て手洗い場の鏡で自分の姿を確認すれば、
なんとも愛らしいクマがひょこっとポッケから顔を出していて。
ダメだ……シンプルに嬉しい。
こんな、可愛いTシャツ。
めっちゃくちゃ私の好きなデザインなんだがっ!!
って、悠長に浸ってる暇なんてなくて。
急いで、汚れてしまったジャージと体操着をもらったショップ袋に片した。



