な、長山くん?なんで急に長山くん?
長山くんって隣のクラスの雪ちゃんの幼なじみだよね。
たしか夏休みの時に、いい感じだなって思ってだけど……って、え!?
「え、ふたりって……」
「実はなんかそういうことになって……」
「へへ」と照れながら頭をかく雪ちゃんがすっごい可愛い顔をしていて、
自分の顔もみるみるうちに綻んでいくのが分かる。
「きゃーー!!まじかまじかまじか!!えー!!なんですぐに話してくれないのさ!!いつからいつからいつから!!」
「そーだよ!私たちも知らなかったよ!」
「長山くんから告白されたの?!ねぇねぇねぇ!」
光莉が興奮気味で騒ぎ出して、百合ちゃんや結花ちゃんも身を乗り出して、私も同じ姿勢で耳を傾ける。
「夏休み最終日に、夏祭り誘われて、それで……」
雪ちゃんのさらに紅く染まる頬を見て、私だけじゃないみんなの顔がさらに綻ぶ。



