保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。


「これっ……涼々と、お揃い?」

「うんそう。俺と瑠々ふたりだけのお揃い」

夏目くんが瑠々ちゃんの目線に立ってそう言うと、突然、瑠々ちゃんが俯いた。

「ぅっ……」

「えっ、瑠々ちゃん?!」

そう言って顔を覗けば、瑠々ちゃんの目に涙が溜まって溢れ落ちたので、その場にいたみんながおろおろする。

「えっ、ちょ、お揃い嫌だった?!嘘、泣くほど嫌だった?!」

慌てた夏目くんの言葉に、瑠々ちゃんがブンブンと首を横に振る。

「……くて、」

「え?」

「嬉しくてっ……瑠々、ずっと、涼々と同じものが欲しかったからっ」

片手で涙を拭いながら、もらったばかりのパジャマを大事そうにギュッと持つ瑠々ちゃんが愛おしくてたまらない。

瑠々ちゃんは本当に、夏目くんのこと、大好きなんだ。

「……嬉しすぎて、泣いちゃった。へへ」

涙を拭き終えた瑠々ちゃんが少し赤くなった目でそういうから胸がギュッとなって。