「あの、次、私からでいいですかっ」
可愛い瑠々ちゃんを見てるといてもたってもいられなくなって、席を立ち上がる。
「えっ、菜花ちゃん準備してくれたの?!」
夏目パパさんが驚いたのと同時に、瑠々ちゃんも「えっ?!」と目を輝かせてこっちを見た。
「はい、ほんとちょっとしたものですけど」
普段使いしてるショルダーバックとは別のトートバックから瑠々ちゃんにあげるプレゼントを取り出して。
ピンクのラッピング袋を瑠々ちゃんに手渡す。
「はい、瑠々ちゃん。お誕生日おめでとう」
「わっ……菜花お姉ちゃんっ、ありがとうっ……」
私からもらえるなんて思っていなかったのか、びっくりして固まってる瑠々ちゃんがこれまた可愛い。
可愛いの渋滞だよ。
「瑠々ちゃんにすっごく似合うと思って」
瑠々ちゃんの上目遣いの「開けていい?」にまたやられてしまう。
「うんっ」
私の声を合図に、瑠々ちゃんが袋を開けて。
瑠々ちゃんに似合う、と自信を持って言えるけど気に入ってくれるか分からなくて、ドキドキと緊張する。



