保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。




「わ〜いらっしゃい!菜花ちゃん!」

「こんばんは。この間は本当にありがとうございました!今日もまたお邪魔してしまって……」

夏目家に着くと、すぐに夏目ママが出迎えてくれた。

「何言ってるの!また来てくれて本当に嬉しいわ。瑠々もあれからずっと菜花ちゃんに会いたいってもうそればっかで」

「そうなんですか?!私も今日、参加できてとっても──」

「はっ!菜花お姉ちゃんだ!!」

夏目ママと話していると、家の奥からタタタッと可愛らしい足音がこっちに向かってきて。

小さな女の子がギュッと私に捕まった。

「瑠々ちゃん、久しぶり!お誕生日おめでとうっ!」

「え、菜花お姉ちゃん、瑠々の誕生日……」

「うん。夏目くんに教えてもらったの。それで私も一緒にお祝いしたいって思って」

そういうと、パァっと彼女の顔が明るくなって瞳がキラキラと輝く。

「じゃあ、今日、菜花お姉ちゃんも一緒にケーキ食べるの?」

「うん。そうしたいなって思ってるけど、いいかな?」

「やったー!うんっっ!菜花お姉ちゃん早くきて!すごいんだよ、涼々とママたちがね……!」

うぅ……可愛すぎる。

私は瑠々ちゃんに手を引かれながら、家の中へと入った。