「え?あの川藤くんと話したの?いいなあ」 アルバイト初日が終わり、アルバイトに誘ってくれたクラスメートのゆんちゃんが私の両肩を掴み揺らした。 川藤くんは、クラスの人気者で。 かと言う私は、クラスの派手でもなく、地味でもない、カーストでいうと中間の立場の人間。 交わることはないと思ってた。