家の最寄駅で降りて、少し離れてみどりを追う大翔。 みどりは振り返ることもなく歩いていく。 まだ若くて綺麗で。 高校生の子供がいるようには見えない。 大翔はそんなことを考えながらみどりの後ろを歩いていた。