「帰りって、いつも雪さんと一緒に倉庫まで行ってますよね?」
いきなりの内容に、少し驚く。
『うん、そうだよ。』
「今日雪さん、臨時の委員会入ってるので居ないんです。代わりに千歩さん守るために俺の友達で神龍の仲間の要がお迎えにあがります。」
『要…?っていうか永富って委員会入ってたんだ。』
「はい、俺も一緒の委員会なんです。
夏川 要、俺の幼なじみです。赤髪なんですぐに分かりますよ。
悪いやつじゃないんで、仲良くしてやってくださいね。」
『う、うん、分かった。』
そういえば居たっけなぁ。緑髪の帯刀と赤髪の夏川。2人揃ってクリスマスカラーなんて呼んでたわ。
いつもなら、倉庫に行くくらいは別に千歩の警護は私だけでいいのにと言おうと思ったが、希望さんに危ない言われている今、2人以上いた方がありがたい。
「すみません、」
帯刀は苦笑したように私に頭を下げた。
その理由は、放課後になって分かることになる。
ちょうど思い出してリレーを見た頃には、千歩がバトンを繋ぐ少し手前だった。


