少しだけ目を開いた私に何を思ったのか、途端に笑顔が変わる。怖い感じじゃなくていつもの目尻が少し下がった優しそうな笑顔。
……何となく、なんか嫌な笑顔。あまり時友のこの表情好きじゃない。何でかなんて見抜けるほど関わっていないからなんとも言えないけど。
「里香ちゃんも出るつもり?俺たちは強制参加だから問答無用で出ることになるけど、里香ちゃんは女の子でしょ?
いくら戦闘員だとは言え怪我して欲しくないんだ。」
心配されてた、のか?
「え、お前出るつもりだったのかよ!?」
相澤が話に食いついてくる。十勝も少しだけ目を開いた。ちなみに永富は今飲み物を買いに行った。どうしても飲みたいヤツがなかったそうだ。自由人か?
『え、出るつもり……っていうか、楽しそうだとは思ったけど。え?出ちゃダメなの?』
千歩が後ろから抱きついてくる。前へとツンのめったけど何とか踏みとどまった。よかった危なかった、そのままいってたら時友のとこに真正面から突っ込むとこだったよ。
少し体をよじって千歩の頭にゲンコツを落とす。危ないでしょ、と言えばごめんなさいと謝られたけど本当に反省してるかは分からなかった。
こいつまた同じことやりそうだよなぁ……。


