「やっぱりわたしにヘンな夢をみせていたの、あなただったんですね」
黒羽根くんに逆らわない方がいいのは、わかる。
とんでもなく危ないひとだから。
いいや、"悪魔"……だから。
「どう? あの男と心を通わせることができて」
……最低の、気分。
偽者と気づかずに、今が一番幸せだと浸ってしまった。
「幻想でもなければ三浦とキスできなかっただろ? 感謝して欲しいね」
「わ、わからないですよ。そんなの」
可能性はゼロではない。
と、思う。
……思いたい。
「諦めが悪いよね。頭も悪い」
黒羽根くんに逆らわない方がいいのは、わかる。
とんでもなく危ないひとだから。
いいや、"悪魔"……だから。
「どう? あの男と心を通わせることができて」
……最低の、気分。
偽者と気づかずに、今が一番幸せだと浸ってしまった。
「幻想でもなければ三浦とキスできなかっただろ? 感謝して欲しいね」
「わ、わからないですよ。そんなの」
可能性はゼロではない。
と、思う。
……思いたい。
「諦めが悪いよね。頭も悪い」


