【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。



――――!!


「お前が望んだんだろ。"俺"がいいって」


ため息をついたタスクが、


「無駄な時間使わせやがって」


わたしを、ベッドに押し倒す。


こんな怖い顔して

冷たい声を出すタスク、初めてみた。


「待っ……て、」

「待つかよ。俺がどれだけ待ったと思ってる? これ以上は。我慢の限界だ」

「いや……!」


抵抗して、


「あ……ごめ……っ」


タスクの頬を、引っ掻いてしまった。


そこから、血が、流れる。


「ごめん。タスク……」


チッと舌打ちをしたタスクが


「じっとしていろ」


鋭い目をわたしにまっすぐ向けたとき


瞳が、赤く光った。


なに


今の――……


「選べ」