「他のヤツに奪われたくない」 「なにいってるの。誰も、わたしを狙ってないよ」 「いいや。刹那のこと欲しがってるのは、俺だけじゃない」 「……もし、誰かに好きって言ってもらえても。わたしが好きなのはタスクだよ」 やっと、素直になれた。 いつも言えなかった言葉が、感情が、溢れてくる。 【今すぐ食らいつきたい】 ……今の、なに? 誰の……声? ふと、 部屋にあるスタンドミラーに視線を向け 驚愕する。 タスクに タスクの、背中に ――――黒い翼が生えている。