【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。

どうして……


「ならば、出せ。抑えるな。自分をもっと曝け出すのだ」


どうしてわたしの身体は、

黒羽根くんを拒絶していないの?


身震いしたのは最初だけ。


今はとても熱い。


絶対に、認めちゃいけない。


黒羽根くんの指に触れられるのが



――――心地いい、なんて。



「全て、忘れてしまえ」

「……いや」


わたしの中のタスクを、消さないで。


「どうあがいたところで。俺と一つになってしまえば、俺のことしか考えられなくなる」


悪魔と、ひとつに……なる?