「悪魔……"みたい"、か」
クスッと笑うと
黒羽根くんが
ベッドの上に、あがってくる。
「や、やだ……!」
わたしに覆い被さって
「どい……て……」
ぐっと顔を近づけ
そして、こう囁いた。
「"みたい"じゃない。俺は――『悪魔』だ」
(嘘……でしょ?)
「ハッキリとその目で見たはずだ。俺の本来の姿を。今すぐ思い出させてやってもいいが」
悪魔、なんて。
そんなものがこの世に存在するの?
「また気を失われても困る」
彼が自分の舌で、自分の唇を
ペロリと舐めた
次の瞬間
――傷口が塞がっていく。
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