アメにしてもチョコにしても、
すごーくお洒落だな。
眩いくらいに輝いた包み紙を眺めていると
まるで……
「魔法が、かけられているみたい」
なぜか、そんな風に感じた。
理由なんてない。
ただの直感
――というよりは、ありもしない妄想。
「……魔法?」
ぽかん、とされてしまう。
「な、なんでもないです!」
高校生にもなって"魔法"とか言って、引かれちゃったかな。
「面白いことを言うね。柚月さんは」
よかった。
王子、笑顔に戻ってくれた。
すごーくお洒落だな。
眩いくらいに輝いた包み紙を眺めていると
まるで……
「魔法が、かけられているみたい」
なぜか、そんな風に感じた。
理由なんてない。
ただの直感
――というよりは、ありもしない妄想。
「……魔法?」
ぽかん、とされてしまう。
「な、なんでもないです!」
高校生にもなって"魔法"とか言って、引かれちゃったかな。
「面白いことを言うね。柚月さんは」
よかった。
王子、笑顔に戻ってくれた。


