――――止めなきゃ このままだとアコ先輩が…… 「セロ、やめて。先輩を離して」 これ以上その人を追い込んでも誰も幸せにならない。 「こんなやつ1人や2人、いなくなったところでセカイは変わらない」 そんなことを平気で言うのはやめて。 「もう、いいから」 「よくない」 「その人を傷つけたら。セロもおんなじになっちゃうよ?」 「一緒にするな」 わたしの目も見てくれないセロを、うしろから、抱き締める。 「お願い。セロに、酷いこと……させたくない」