「可愛いなぁ、刹那は。こんなことで顔、真っ赤にしちゃって」 あなた、本当にあのセロ? 少女漫画研究しすぎだな? 一晩にして女の子の胸キュンするツボをおさえちゃった? 「さ、作戦変更ってことね」 「え?」 「俺様モードでわたしが反応悪いから、甘々モードで責めるってことでしょ!」 すると、セロがわたしを無視して歩き出した。 「ま、待って――」 慌ててセロを追いかける。 セロは足が長いから、早歩きするとこっちは小走りになる。 いや、待てよ。 追いかけなくていいのか。 騒ぎになるもん。