なんだろう。
ここは、屋上なのに……
そこに王子がいるだけで
森の木陰でウサギやリスたちと一緒に休憩しているような。
はたまた
そこに真っ白なテーブルクロスの敷かれた長テーブルがあって
その上にお洒落なティーポットやティーカップ、ハート形のお菓子が並べてあるような。
そんな童話の世界のような情景が、自然と浮かんでくる。
あれ?
そういえばわたし、なんでここに王子といるのだっけ。
完全に、ペースを王子にもっていかれている。
ええっと……
「そ、そうだ。黒羽根くん」
「なんだい」
間近で見ると
睫毛、長ッ……!
色素うす……!!
「アメを。くれる……っていうのは」
ここは、屋上なのに……
そこに王子がいるだけで
森の木陰でウサギやリスたちと一緒に休憩しているような。
はたまた
そこに真っ白なテーブルクロスの敷かれた長テーブルがあって
その上にお洒落なティーポットやティーカップ、ハート形のお菓子が並べてあるような。
そんな童話の世界のような情景が、自然と浮かんでくる。
あれ?
そういえばわたし、なんでここに王子といるのだっけ。
完全に、ペースを王子にもっていかれている。
ええっと……
「そ、そうだ。黒羽根くん」
「なんだい」
間近で見ると
睫毛、長ッ……!
色素うす……!!
「アメを。くれる……っていうのは」


