「貴様が教室に近づいてきたことは。香りでわかった。足音よりも先に感じとることができる。その姿を見ずとも貴様だとわかる」 「そんなに鼻がきくの?」 「刹那は特別な香りがするからな」 じゃあ、覗いていたこと 最初からバレバレだったんだ。 たとえうしろを向いていても、壁があっても、わたしの香りさえ届けば近くにいるってわかるんだ。 …………こわ!