「貴様が邪魔をしたせいで。喰う気が失せた」
「っ、あんなとこでする方が悪い……」
「貴様らもしていることだ」
「するわけないよ」
「教室で。食事しているだろう?」
「……っ」
本当に、ただの食事なんだ。
セロにとってのキスは。
ううん、キスだけじゃ、ない。
その先のことも……。
「相手の子は大丈夫なの? 体力とか。記憶とか」
「いい夢をみさせてやった。目が覚めた頃には忘れている」
「セロのファンの子?」
「そうだ」
「かわいかった、ね」
顔は少ししか見えなかったけど、長いふわっとした髪が美少女っぽかった。
「顔か。もう忘れてしまったな」
クズ……!


