「刹那こそ」
「わたし!?」
「お前はどうなんだよ」
「ズルい。わたしが聞いたのに……!」
「なんだよズルいって」
はは、と靴を履き替えるタスク。
そうだよね。
幻みたいに
実は俺……
なーんて、告白してくれないよね。
「タスク」
「おっと」
よろめいたわたしを、タスクが支える。
「マジでしんどそうだな。タクシー呼ぶか」
「……わたし」
タスクの腕をギュっと握って、
ゆっくり顔をあげると
「ん?」
口角をあげて
微笑んでわたしの言葉を待ってくれているる。
「わたし!?」
「お前はどうなんだよ」
「ズルい。わたしが聞いたのに……!」
「なんだよズルいって」
はは、と靴を履き替えるタスク。
そうだよね。
幻みたいに
実は俺……
なーんて、告白してくれないよね。
「タスク」
「おっと」
よろめいたわたしを、タスクが支える。
「マジでしんどそうだな。タクシー呼ぶか」
「……わたし」
タスクの腕をギュっと握って、
ゆっくり顔をあげると
「ん?」
口角をあげて
微笑んでわたしの言葉を待ってくれているる。


