「お待たせ」
タスクはすぐに戻ってきた。
「刹那。おーい」
制服に着替え、スポーツバッグを持っていた。
「……あ。おかえり」
「なんだよ寝てたのか」
「そうかもしれない」
……あれ。
鞄がない、と思ったら既にタスクの手に。
「いこうか」
「鞄」
「ん?」
「い、いいよ。自分で持てる」
「無理すんな」
持とうか?……って聞かずに
当たり前のように優しくしてくれる。
「顔色悪いな」
「なんかね。酸素が薄いっていうか」
なんでだろう。
わたし今、タスクのそんな優しさが
……辛い。
タスクはすぐに戻ってきた。
「刹那。おーい」
制服に着替え、スポーツバッグを持っていた。
「……あ。おかえり」
「なんだよ寝てたのか」
「そうかもしれない」
……あれ。
鞄がない、と思ったら既にタスクの手に。
「いこうか」
「鞄」
「ん?」
「い、いいよ。自分で持てる」
「無理すんな」
持とうか?……って聞かずに
当たり前のように優しくしてくれる。
「顔色悪いな」
「なんかね。酸素が薄いっていうか」
なんでだろう。
わたし今、タスクのそんな優しさが
……辛い。


