はじめてみどりを抱いた孝明は、みどりに熱く満たされた。

その感触は4年間も彼がいない体ではなかった。

みどりを抱いて孝明は確信した。

それでも構わない。みどりは今孝明の方を向いているから。
 
結ばれてからの二人の時間は穏やかで、それまで以上に楽しかったから。

二人で街を歩くと、みどりは孝明に腕を絡めてくる。

そんなみどりが可愛くて孝明も甘く肩を抱いた。