カッコウ

「孝ちゃん、バイト行けなくなるよ。」

ぐったりと孝明にもたれるみどり。孝明は優しくみどりの頭を抱きしめた。
 
「ごめん。」と言って髪を撫でる。
 
「シャワー使ってもいい?」

みどりが聞くと、やっと体を離す孝明。

みどりは満足していた。抱かれて良かったと思っていた。

このまま孝明を愛せる。茂樹と別れられる。

熱いシャワーに打たれながら、みどりは充実感に涙を流していた。