カッコウ

まだ馴染んでいないから。

茂樹とのような到達感は得られなかったけれど。

結ばれた後の一体感は、むしろ茂樹よりも深い。

真っ直ぐみどりだけを見てくれる孝明だから。

みどりは体以上に心が結ばれたことに、強く驚いていた。
 


その夜は何度も求められ、気を失うように眠った二人。

みどりにとって初めての経験だった。

朝日に目覚めたみどりが、ベッドを下りようとすると孝明が腕を引く。

そのまま、もう一度熱く抱かれる。孝明の若さと健康にみどりは驚いていた。