白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集


 いっくん。

 大学で建築を学んで
 いつか、一緒に住む家を
 建ててくれるんでしょ?

 楽しみにしているからね。



 私は、そうだなぁ。


 家でレストランごっこが
 できちゃうくらい。

 いっくんが『おいしい』って
 言ってくれる料理を、
 たくさん作れるようになるからね。



「六花、帰るぞ」

「うん」


 私は大好きないっくんの手を握りしめ
 桃ちゃんと十環先輩と4人で
 たくさん笑いながら家まで歩いた。

           

 白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集
       ☆完結☆