ゆっくりと離れた唇。 どんな顔をして 十環先輩を見ていいかわからない。 恥ずかしさから また十環先輩の胸に 頭をこすりつけた。 その時、 甘い甘い声が とんでもない言葉を紡いだ。 「桃ちゃん 俺のベストを着て行ってね」 「え?」