俺は
 桃ちゃん以外を好きになんてなれないよ。


 だって
 桃ちゃん以上に魅力的な人て
 絶対にいないから。



 ケンカが強くて、
 大事な人のためなら
 平気で自分を犠牲にするところ。



 人に弱っている自分を見せるのが
 大嫌いで、
 苦しくても必死に一人で耐えるところ。



 笑うのが苦手で
 素直に甘えられないところ。


 そんなところが可愛い反面
 心配でしょうがない。


 桃ちゃん自信が
 潰れてしまわないかって。



 だから俺は
 桃ちゃんを優しく包む毛布となって
 ずっと桃ちゃんを守っていきたい。



 もっともっと
 俺を頼ってくれるように。


 もっともっと
 俺に甘えてくれるように。


 もっともっと
 桃ちゃんを笑顔にしてあげられるように。