彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加



 やっぱり、モテる人は大変だなぁ…。


 
「座りなよ」


「あ…うん」



 皐月くんが隣の椅子を引いてくれてそこに座る。

 こうしてゆっくり喋るの、初めてかも。

 てか、私汗臭くないかな!?



 クンクンクン。


「…何嗅いでるの?……プハッ」


 一生懸命鼻をクンクンさせている私を見て皐月くんが吹き出した。

 向こう向いてるけど、バッチリ分かってるんだから…!


「…」


「ごめん、ごめん」


 ムスッと拗ねてる私を見て謝ってくるけどまだ笑ってるじゃん!


 …なんて言いつつ。

 皐月くんの笑顔につられて私も笑っちゃう。