彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加


 皐月くん、かっこいいから…。


「でもまぁ、そーゆーことなら俺らは遠慮すっから。じゃーなーお二人さん♪」


 そう言って立ち上がったお友達さん2人はニコニコ…いや、ニヤニヤと図書室を出て行く。



 …えっ、えっ!?



「失礼しましたー」





 シーン。

 2人が出て行ったあと、皐月くんと目を合わせづらく沈黙に包まれる。


「ごめんね、せっかくお友達と食べてたのに…」

「ううん、こっちこそごめん。リュウが変なこと言って…」


 変なこと…。


 思わず顔があかくなるのを感じながら、ううん…、と首を横に振る。


「…えっと、どうしてここで食べてたの?」


 すると皐月くんは首の後ろに手をやりながら、


「…なんか、外で食べようとしても騒がれて校舎の中でも女子が付き纏ってきて」


 な、なるほど。

 今回は一段と凄そうだったしな…。