受け取ってみると、細かく各クラスごとの獲得点数がずらっと並んでる。
「分かりました…あの、合計ってここに書くんですか?」
ペンを受け取って数列の下に合計数を書き込んでいく。
「おお、さすが早いな。よっ、特待生」
…先生、これただ面倒くさかっただけですよね。
最後の数字も書き終わってプリントを返す。
「悪いな、わざわざ。本当は皐月でも良かったんだがアイツすげー女子が集ってんだよ」
いーなー、俺もあんなに女子に囲まれたかったなー。
「……あはは」
苦笑いで返す。
あれ、すごく大変そうだけど。
「そういやもう昼飯だったな。生徒は校舎で食べても構わないが、他校生徒は入らないようにしといてくれ」
「分かりました」
「それと…」
急に先生は言葉に詰まって、
「大丈夫か」
真剣な顔で、言われた。

