彼の溺愛は甘い罠 ✎ღ 番外編追加


「梨々は可愛いからね。やっぱり男は放って置かないよね」


「………!柊、さん」


 突如として現れた柊さんは氷のような笑みを浮かべながら、ニコリ。


「こんにちは。日向の妹さん」


「こ、こんにちは…」


「…ところで、梨々は今どこに?」


 てゆーか、柊さん!

 女子が…集まって来てますよっ。


 イケメンさんはすぐ囲まれてしまう。

 雅月では当たり前の光景だけど周りはちょっと迷惑というか。


「ええっと、梨々ちゃんなら今から100m走に…」


 梨々ちゃん朝から拗ねてたから見てあげないと可哀想じゃない?


「それは大変。早く行かなくちゃね」


 柊さんは大人の笑みでスタスタと歩いていく。私もコソコソと後を追った。